2021-04-27 第204回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
例えば小型の次世代炉、高速炉とか、あるいは核融合炉とか、そういう議論が、少なくとも米国やいろいろなところで議論があり、実際に実用化のところまでもう来ているという報道もあります。
例えば小型の次世代炉、高速炉とか、あるいは核融合炉とか、そういう議論が、少なくとも米国やいろいろなところで議論があり、実際に実用化のところまでもう来ているという報道もあります。
その中の一つに、今言われている、まだこれも構想段階だそうですけれども、核融合炉というのがあるんですが、この核融合炉というのは、これ実用化はどういうふうな状況になっているのか。 これ、二枚目の私の資料に書いてありますが、一応二〇三〇年代と、それから、二十一世紀の中葉というと二〇五〇年代ということだと思うんですが、これ目指してやっているということですが、この辺の実現性はどうなんでしょうか。
まだ実験段階で分からないと思うんですけれども、やっぱり実験はやっていく必要があるんじゃないか、そして、やっぱり原子力に代わるものであれば、こうした核融合炉というのも選択肢の一つに入るんではないか。 今お話ですと、第五次エネルギー計画の中に言及されているということなんですけれども、大臣御自身、この核融合炉についてどんなふうに考えておられるかということをお伺いしたいと思います。
核融合炉材料研究のために必要な核融合中性子源の実現に向けまして、IFMIF、これは原型加速器ですね、につきましても、国際約束となっておりますので、これはしっかりと予算もついているということでございます。 以上です。
そんなこともうまく組み合わせながら、この研究成果をうまく活用して、さらにこの核融合炉がしっかりと作動して人類の太陽となるようにまた応援をしていきたい、このように感じているわけでございます。 ちょうど時間となってしまいまして、まだまだ聞きたいところがあるんですけれども、さらなる御活躍を御祈念、期待申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 大変にありがとうございました。
まさに先ほどのドレイクの法則のところで、宇宙レベルで考えると核融合炉はもうできている可能性があるし、またそれをどう実現していくかという、そんな中での、壮大な中でも具体的に今進められているということで、先ほど、重水素実験によりもう既に一億度を超えるイオン温度も達成しているということで、確かに、ターニングポイントを超えて、いよいよ実用化に向けての着実な推進が必要なときになってきたな、そういったことを実感
例えば、核融合炉での爆発というのはまずないわけですけれども、電気系統などからの爆発なんかは想定されるんじゃないかと思うんです。もちろん、高レベルの放射性物質が拡散される原発に比べて被害は桁違いに少ないわけですけれども、リスクはゼロじゃないと思うんです。安全神話をもとに進められた原発の苦い教訓もあります。
要は、原発の中には高温ガス炉や核融合炉、さらには高速炉、さらには日本が開発した最新のABWRですね、それも含まれるのかどうかというところをちょっとエネ庁からお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
他方、我が国において商業利用をした実績がない高温ガス炉あるいは高速炉、あるいは核融合炉につきましては、その現行のエネルギー基本計画における原発依存度の低減という中においては念頭に置いているものではございません。
一方で、長時間運転という点で優れた性能を持つヘリカル型については、核融合炉の選択肢を広げる観点から、核融合科学研究所を中心に学術研究に重点を置いて研究を推進しているところであります。 平成二十八年度末から重水素を用いた実験を開始する予定と聞いており、引き続き、ヘリカル型の核融合研究も推進してまいりたいと思います。
例えば、その中には、先ほど建造船の話を申し上げましたけれども、ITERという核融合炉、あれがたしか五百億ぐらいだったと記憶しますが、そういったものに係る経費を出させていただきました。
学術会議も随分心配しておられて、どうしたものかと思っておられますが、このITER並びに核融合炉全体が本当に、理学、サイエンティスト、エンジニア全体の総合技術になり得るか、どう思われているでしょうか。その点について。
将来のリアクターについての御質問については、やはり低放射化の材料を開発することと、それから、五十年ぐらい核融合炉としては寿命がもつ必要があるわけですから、その間に一回か二回交換することによって核融合発電所が成り立つ、そういう材料を開発してきております。ですから、それが鉄系でありモリブデン系である、こういうわけでございます。
お話はかわりますけれども、にわか勉強で恐縮でありますが、しかし、核融合時に発生する中性子が核融合炉の炉壁を傷める、こういうことがあると言われています。そうすると、実用化した炉が、材質によりけりで、どのぐらいの年数もつのかということになってくる部分もあるのかなというふうに私なりに考えるんですけれども、それは、先ほどのコスト・ベネフィットの問題にもかかわってくる。
日本も世界じゅうの人たちが集まってくる研究所が欲しいな、そこで世界最先端の研究をするということは、日本にとっても意味があるし、世界人類のためにも意味がある、そう思っておりまして、最初の試みは、核融合炉を日本で次世代のものを建設したらどうかということで運動したんですけれども、これはフランスにとられてしまいました。
一方で、国際熱核融合炉推進事業費や市町村合併推進費など疑問のあるものも含まれております。また、提出が遅いなど不十分な点もありますが、本補正予算は、現下の深刻な経済や国民生活の状況を考えれば、一日も早い成立が望まれるものであり、参議院におかれましても、この場で改めて御賛同いただきますようお願い申し上げます。
一方で、国際熱核融合炉推進事業費や市町村合併推進費などなどの疑問のあるものも少なからず含まれており、また、そもそも提出が遅い、規模も不十分ではありますが、現下の深刻な経済や国民生活の状況にかんがみ、一日も早い成立が望まれるものであり、政府案に賛成いたします。 なお、自民党提出の組み替え案については、財源の捻出方法や歳出追加項目について疑問があり、賛同できないことを申し上げ、討論を終わります。
一方、国際熱核融合炉推進事業や市町村合併推進費などなど、疑問のあるものが含まれており、また、提出が遅い、規模も不十分な点もありますが、現下の深刻な経済や国民生活の状況にかんがみ、一日も早い成立が望まれるものであり、賛成するものであります。 なお、自民党及びみんなの党提出の組み替え案については、財源の捻出方法や歳出追加項目について疑問があり、賛同できません。
ただ、悩ましいところは、結局、現在考えられている原子力は、核融合炉ができるまでは基本的に核分裂でエネルギーを出すと。それは濃縮ウランかプルトニウムしかないということで、爆弾に使うものと共通したもの、原理が使われると。
その有力候補として、次世代太陽電池や超伝導送電など低炭素社会実現に向けた先端技術、さらには高速増殖炉や核融合炉の開発を着実に進めるとともに、核兵器のない世界の実現に向けて、国際的な核不拡散体制の強化に貢献してまいります。 宇宙の開発利用については、ロケット打ち上げの連続成功や日本人宇宙飛行士の活躍とともに、国際宇宙ステーションへの本格的な物資輸送を成し遂げました。
その有力候補として、次世代太陽電池や超伝導送電など低炭素社会実現に向けた先端技術、さらには高速増殖炉や核融合炉の開発を着実に進めるとともに、核兵器のない世界の実現に向けて国際的な核不拡散体制の強化に貢献してまいります。 宇宙の開発利用については、ロケット打ち上げの連続成功や日本人宇宙飛行士の活躍とともに、国際宇宙ステーションへの本格的な物資輸送をなし遂げました。
これは国際連携による研究開発ということで、我が国単独では対応できないリスクが高く、期間が長期間に及び、しかも規模が大規模な投資が必要となるような研究開発で、その研究開発の例示として核融合炉とCCS、二酸化炭素を吸着して貯留するシステムですね、カーボンダイオキサイド・キャプチャー・アンド・ストレージ・システムズですね、CCSと言っていますが、CCSというふうに書いてありました。
これらの材料を原型炉と同じ照射環境、中性子のですね、照射環境で試験するということが重要でありまして、イーター計画の中で核融合炉における実際の使用条件でその材料の性質、材料の挙動とかいうようなことについて総合的に評価して、最終的に原型炉として使える、そういうものを確定していくということでございます。 その過程におきましてはいろいろな技術的な評価が必要でございます。
そうなると、その後にこれが、イーターというか核融合炉というのが出てくるのかなという思いなんです。
ただし、一般的には、やはり技術を開発する際には、必要な目標をしっかり立てて、数値を設定して、それに向かってステップ・バイ・ステップで進めていく、そういう手法が非常に重要だと思いますが、核融合炉に関連いたしましては、例えば一つの指標として、プラズマを閉じ込める、そういう性能が一つ考えられると思いますけれども、例えば一九六〇年ごろに比べて、その三十年後ということで、前世紀末といいますか、二十世紀末ぐらいには
そういう現象は核融合炉という形で実現するわけですけれども、一億度以上という非常に高い温度のプラズマ、プラズマというのはこういう蛍光灯とかそういう中に入っているような、そういう物質の状態をいいますけれども、そういうプラズマにおいてこのような核融合反応が引き起こされて、そのときに非常に大きなエネルギーが発生して、それを熱に転換する、まさに発電とかそういうのに使う、そういうようなものでございます。
核融合炉につきまして、核融合の出力に密接に関係します一つの大きな性能としてプラズマの閉じ込め性能という、これもちょっと難しいあれなんでございますけれども、性能の評価の数値がございます。
今回のイーターにつきましては、これは日本国内ではないわけでございますが、将来、仮に核融合炉の法規制ということが必要になった場合につきましては、これはイーターの運転の、今後十年で建設をし、また二十年運転するということでございますが、そういった進捗状況、あるいは国内の研究開発状況等を踏まえまして、具体的にどういう規制が必要かということについては長期的に検討してまいりたい、そのように思っているところでございます
私は、もう一点、小柴先生の、トリチウムの危険性という問題でもちょっとお聞きをしたいんですけれども、これは、小柴先生と元米国の物理学会プラズマ部会長である長谷川晃氏との連名で嘆願書が出されていたと思いますが、そこでは、イーターで行われるトリチウムを燃料とする核融合炉は、安全性と環境汚染性から見て極めて危険なものがあるということだったと思うんですね。
小柴先生から以前、核融合炉は危険だというふうな御指摘がなされまして、特にその中で一番大きな御議論は、核融合反応を起こすわけでございますので、イーターの中でできた中性子に耐えられる素材が開発されていないんじゃないか、そういう意味で非常に危険ではないかというような論調が主であったかというふうに思っております。